繰り返される「ひらがな日記」

花

地震があった。

 昨日の朝、大阪で結構大きな地震があった。この年になると繰り返して何回も揺れを経験させられているのであまり驚きはしない。

地下鉄が止まり多くの人が淀川に架かる橋を渡って移動している様子が映し出されていた。

困っている人には悪いが少し懐かしい映像だった。

会社勤めの頃は健康の為、始発電車に乗り2つほど手前の駅で降りて歩いて淀川を渡っていた時もある。

大阪市内の北から南の間であれば毎日速足で歩いても苦にならなかった。

そんなおっさんも今では足腰が朽ち果てた、「元、元気なおっさん」になってしまった。

涙の「ひらがな日記」

 我が子を虐待する事件も繰り返されている。

これからも地震より頻繁に必ず繰り返される。

おっさんは、親権という言葉が入った公正証書作成に関係することもたまにある。
親権という言葉の重みと薄ぺらさに今更ながら考えさせられる。

皆さん一生懸命

月曜日は保育所に猛スピードで大きなお昼寝布団をもった元気な母親たちが自転車で次々と駆け込んでくる。

皆さん明るく一生懸命動いている。(でも危ないのでもう少しゆっくり走りましょう。)

一方で

本会議場に我が子を連れて入れないと涙する前に

テレビカメラを引き連れて大勢で拘置所にいる詐欺容疑者にお話を聞きに押しかける前に

カジノを作る前に

幼い女の子が何回も警察に保護され、親が2度も送検されながら起訴さえされず再び、逃げ出すことすらできない親の下に投げ込まれる絶望の中、凄惨な虐待に耐え続け、命を終える前に書いた「ひらがな日記」に涙することが、この先、少しでも、

少しでも、

少しでも、

少なくなるように真剣に働いてほしいと思う今日のおっさんであります。

花