おっさんhobby・つれづれ日記
い や や
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時報の「117」や天気予報の「177」のように
「188」の電話番号がある。
消費生活センターの相談ホットラインの番号だ。
おっさんが関西なので関西弁「いやや」と語呂合わせしているのではなく消費生活センターのパンフレットに「いやや」と書いてある。
「消費生活センター」や「国民生活センター」はよく耳にする名前だが、ファン投票一位の消費者ではなく、「センター、センター、センタープールや」でおなじみの尼崎センタープールでもなく、その実態は約9年前に作られた消費者庁配下の独立行政法人国民生活センターと地方公共団体の消費生活センターの事らしい。なんのこっちゃ。
ちなみに尼崎センタープールでは泳げません、競艇場です。
悪徳商法などの相談窓口である消費者センターの6月14日の発表に「仁」や「アミグダリン(アミダクジではない)」という言葉が有った。
「仁(じん)」を大阪弁で簡単に説明すると、「仁ていったいなんや?」「梅干しの堅い種を割ったら中にあるしろ~いやつや、「天神さん」ゆうやつもおるで!」となる。
要約すると杏・梅・スモモ・ビワなどバラ科植物の仁や未熟な果実や葉にはアミグダリンが含まれるので注意しろということだ。
イシガキダイ?
ではアミグダリンが毒かというとそうでもないらしい、もともと桃の仁は「桃仁」(トウニン)、アンズの仁は杏仁(キョウニン)という漢方の生薬でもある。
アミグダリン自体は毒ではないが同じ種子内に含まれる酵素や腸内酵素により分解されて猛毒の青酸化合物になるらしい。
ビワは果肉に比べ種が大きいが物好きが種を割って食べても1個や2個ぐらいだろうと思いきや種を乾燥して粉末にして販売しているらしい。これならいくらでも摂取してしまう。
ビワの葉などもお茶として販売されているらしい。
すべての商品から10mg/kg以上検出されているわけではないが、大量に飲んだり濃くして飲むな、心配なら含有量は製造元に聞くようにということらしい。
国立健康・栄養研究所はアミグダリンについて、俗に、「アミグダリンはビタミンの一つ」「アミグダリンの欠乏ががんや生活習慣病の原因となる」「アミグダリンはがん細胞だけを攻撃する」などとうたわれていることもあるが、これらの科学的根拠は現時点で確認できていない、あるいは否定されているにも関わらず、アミグダリンの効果を強調した健康食品が後を絶たないと警告している。
また農林水産長のホームページにはビワの種を利用した杏仁豆腐やビワの種子の煮物などのレシピには注意するように載っている。
バラの実(ローズヒップ)
要約すると「がん」には効かない、無理して飲むなということだろう。
おっさんの大好きなアーモンドもバラ科だがビター(苦い)種はだめだが普段食べている種類には含まれていないので大丈夫とある。
梅干しや梅酒なども製造過程で減少するので安心らしい。
どんな植物も虫から身を守るには毒を作らなければいけないし、大事な種の中身まで食べるのは堪忍してくださいね、と言うことらしい。
桃から生まれた桃太郎を鬼たちが恐れたのはアミグダリンのせい?などとまた妄想が浮かんできたのでこのあたりでお開きに。
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