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占い用語解説 8

天赦日・一粒万倍日

天赦日(てんしゃび)

「天赦日」は「てんしゃび」、「てんしゃにち」と読みます。

最上の大吉日

七つある善日の中で最上の大吉日であるとされています。

この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記されている。

天赦日は春、夏、秋、冬の季節ごとに干支が決められています。

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季  節天 赦 日
立春から立夏の前日まで戊寅(つちのえ とら)の日
立夏から立秋の前日まで甲午(きのえ うま)の日
立秋から立冬の前日まで戊申(つちのえ さる)の日
立冬から立春の前日まで甲子(きのえ ね)の日

戊寅(つちのえ とら)、甲午(きのえ うま)などの干支は後ろで説明しています。

令和四年 天赦日一覧
・1月11日
・3月26日
・6月10日
・8月23日
・10月22日
・11月7日

干支(えと、かんし)

干支は十干と十二支の組み合わせで60個あります。

十干(じっかん)

十干は甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)の10種類からなります。

甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)までは何とか契約書で使用することがありますが、戊から癸は使う場面がないようです。

訓読みは甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)と読みます。

十二支(じゅうにし)

十二支は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の12種類からなり、皆さんよくご存じだが何故か十干は音読みで、十二支は訓読みで知られています。

干支は十干、十二支の組み合わせ

干支は十干と十二支の1番目の甲と子を合わせて「甲子(きのえね)」二番目の乙と丑を合わせて「乙丑(きのとうし)」と順番に組み合わせていくと60で1周し61番目は最初の「甲子(きのえね)」に戻ります。

十干10種類と十二支12種類の組み合わせは120種類出来ますが、この方式で組み合わせると61番目で最初の「甲子」に戻るので60個しか組み合わせはなく、干支に「甲丑」や「甲卯」が出くる事はありません。

60で一巡するので還暦祝いなど言われていますが、まだまだ多くの方が元気に働いており赤いちゃんちゃんこ等は似合わないですね。

組み合わせは「甲子」から始まり「癸亥」で終わります。

 




























































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一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

一粒の種が何倍にも実る稲穂になるという意味です。

何事を始めるのにも良い日とされ開店や仕事を始めるなどの種をまくと何倍にも増えるので吉とされており、反対に借金などは何倍にも増えると困るので凶とされています。

節切り月一粒万倍日
立春から啓蟄
の前日まで
丑の日と午の日
啓蟄から清明
の前日まで
酉の日と寅の日
清明から立夏
の前日まで
子の日と卯の日
立夏から芒種
の前日まで
卯の日と辰の日
芒種から小暑
の前日まで
巳の日と午の日
小暑から立秋
の前日まで
子の日と未の日
立秋から白露
の前日まで
卯の日と申の日
白露から寒露
の前日まで
酉の日と午の日
寒露から立冬
の前日まで
酉の日と戌の日
立冬から大雪
の前日まで
亥の日と子の日
大雪から小寒
の前日まで
卯の日と子の日


 月  令和四年 一粒万倍日一覧
1月 11日 14日 23日 26日
2月 5日 10日 17日 22日
3月 1日 9日 14日 21日 26日
4月 2日 5日 8日 17日 20日 29日
5月 2日 14日 15日 26日 27日
6月 9日 10日 21日 22日
7月 3日 4日 7日 16日 19日 26日 31日
8月 10日 15日 22日 27日
9月 3日 11日 16日 23日 28日
10月 5日 8日 11日 20日 23日
11月 1日 4日 16日 17日 28日 29日
12月 12日 13日 24日 25日

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思い立ったが吉日


用語解説・6
内合、外合、留、最大離角

用語解説・7
西矩、東矩

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