「惑星」は天球の星座(恒星)の間を西から東に向かって移動(順行)して行きますが「留」を境に西に移動(逆行)を始め次の「留」を境に再び東に向かって移動し始めます。
「留」は順行から逆行に移るとき、逆行から順行に移るときに惑星の動きが止まって見えるときを言います。
この様に右や左にふらふらと惑わすように移動するので「惑星」と呼ばれています。
惑星自身は気まぐれにフラフラ移動しているわけではなく真面目に太陽の周りを規則正しく公転していますが、地球も太陽の周りを公転しているので地球上から観察すると「惑星」がふらふらと動いているように見えます。
下にアニメーション作って張り付けていますので見ていただくと一目両全です。
アニメーションでわかるように「留」は「内合」の前後に起こります。
もちろん火星、木星、土星、天王星、海王星などの外惑星にも留や逆行はあります。
地球より速く公転する「内惑星」が地球を追い越していくとき、地球よりゆっくり公転する「外惑星」を地球が追い越していくときに留が起こります。
アニメーションの太陽と水星、地球の距離の比率は大体正確に作ってあります。地球と水星の公転速度の比率もほぼ合わせてあります。
内合から描いているので逆行中から始まっています。
一晩だけ夜空を見上げて眺めても惑星の順行・逆行はわかりません。
毎晩、惑星が星座のどの位置にいるか観察して初めて惑星の動きが分かります。
火星は逆行現象を比較的簡単に観察できます。
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