「おっさんhobby占いまとめ」の毎日惑星情報によく出てくる「内合、外合、留」などの惑星の位置関係の呼び方について簡単にまとめています。
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太陽を中心にしてまわっている惑星の中で地球より内側をまわっている惑星は「内惑星」と呼ばれています。惑星の中で一番太陽に近い「水星」と一番地球に距離が近い「金星」が内惑星です。
水星と金星がどの位置にある時が「内合」、「外合」に当たるのかは下のイメージ図を見ていただければ一目瞭然です。
「内合」は内惑星が太陽と地球の間に位置し太陽と同じ方向にあるとき、つまり地球・内惑星・太陽の順に並んだ状態をいいます。
「外合」は内惑星が太陽の裏側に行った時、つまり地球・太陽・内惑星の順に並んだ状態を言います。
地球の公転面と水星や金星の公転面は少し傾いているので完全に一直線にはなりません。しかしその公転面が交わる位置でちょうど内合になった時は地球と内惑星と太陽がほぼ一直線に並び太陽の表面を金星や水星が通過するのが観察できます。これを「日面経過(太陽面通過)」と呼びます。
公転面が交わるときに内合
金星の日面経過は最近では2004年、2012年と8年の間隔を開けてありましたが次回は2117年12月11日なのでこの文章を読んでいる人は多分見ることはできません。
金星2012年日面経過
水星は2032年11月13日に日面経過します。北半球から見ると太陽の上に近い所を通過しますが小さい惑星なので日食グラスなどで見ることはできないようです。
水星も金星も太陽近くにいるためにあまり顔を見せることはありませんが、金星は太陽が沈んだ直後(宵の明星)、太陽が昇る直前(明けの明星)に明るく輝く時期があり皆さんもよくご存知だと思います。
一方、水星は太陽の近くを公転している小さい惑星なので条件の良いとき以外は周りの開けた場所でないと観察が難しいようです。
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