2.4インチTFT
オシロスコープ
おっさんHobby
2.4インチTFT デジタル オシロスコープをamazonで購入したので紹介します。
Amazonでの商品名 |
---|
Quimat 2.4"TFT デジタル オシロスコープ(組立完成品) 0-200KHz 5mV/Div-20V/Div感度 プローブ付き 9V DC DSOオシロスコープ Q15001 |
送料込みで3,649円で値段も、見た目も、おもちゃの様ですが、ちょっと波形が見たい場合に役立ちます。
同型機の半組み立ての商品もあり色々改造出来そうでそちらを購入したかったのですが最近は視力も落ち指先が少し震えるおっさんには細かいはんだ付けなど無理な気がして完成品を購入しました。
今後購入を検討されている方のために商品の紹介とおっさんと同じく初心者のために簡単な操作方法を紹介します。
約50年ぶりにオシロスコープを購入したが何とか使えそうです。
付属品
説明書(A4英語版1枚) |
電源アダプター(OUT:9V・1A) |
プローブ(測定側はワニ口クリップ) |
プラスドライバー |
Amazonのレビューでは電源が付属していないとの記載が見受けられたが今回(2018年8月)購入したものは電源アダプターが付属していた。
操作方法の確認は外部の信号源を用意しなくても本体上部にあるテストシグナル端子を利用して確認することが出来る。
本体のスイッチやダイヤルは少ないが前面の4つのスイッチを一回押す場合、長押しする場合、2つのスイッチを同時に押す場合により色々切り替えることが出来る。
本体上部には結合切替SW、テストシグナル端子、プローブ差込口がある。
■ 結合切替SW
「AC」「DC」「GND」に切り替えられる。
「AC」AC結合 | 直流部分をカットして通過 させる。 |
「DC」DC結合 | 入力信号をそのまま通過 させる。 |
「GND」 | 入力信号を接地する。 直流の基準レベル目盛りの 確認。 |
■ TEST信号端子
1KHzの方形波が出力しているのでプローブの赤いクリップを挟むと測定できる。
黒いクリップには何もつながない。
ADJダイヤルを長押し(3秒以上)すると画面左下にテスト信号の振幅が表示される。
再度ADJダイヤルを1回押すと0.1Vに出力が変わる。今回使用している製品では100分の1V台はあまり正確ではないようです。
再度ADJダイヤルを長押し(3秒以上)すると振幅表示が消える。
■ プローブ差込口(測定信号入力端子)
プローブのBNC端子を差し込み接続する。
MAX 50Vpkの記載がある。
前面に配置されているもの。
1 | 2.4インチTFT画面 |
2 | 「V/DIV」押しボタンスイッチ |
3 | 「SEC/DIV」押しボタンスイッチ |
4 | 「TRIGGER」押しボタンスイッチ |
5 | 「OK」押しボタンスイッチ |
6 | ADJ」ダイアル、ADJダイアルは押しボタンとしての機能も付いている。 |
1 「2.4インチ」TFT画面
縦方向8目盛り、横方向12目盛りに区切られている。
画面上部に測定波形の情報を表示させることも出来る。
2 「V/DIV」押しボタンスイッチ
入力信号の縦方向一目盛り当たりの電圧感度を調整する。一回押した後ADJダイヤルで1目盛りの電圧20Vから5mVを選択する。
「V/DIV」を押すと?Vの部分が四角く選択されているのを確認して「ADJ」ダイヤルを回し電圧を選択する。
3 「SEC/DIV」押しボタンスイッチ
横方向1目盛り当たりの掃引時間を切り替える。一回押した後ADJダイヤルで1目盛りの時間を500秒から10マイクロ秒の間で選択する。
4 「TRIGGER」押しボタンスイッチ
1回押して「ADJ」ダイヤルを回しAUTO NORM SINGと切り替えます。
とりあえずAUTOにしておけば入力があれば波形が現れる。
5 「OK」押しボタンスイッチ
波形を固定する。
6 「ADJ」ダイヤル
各スイッチの切り替えにより動作が異なる。
底面には電源アダプター差込口、電源スイッチが配置されている。
使い始め最初に色々設定して分からなくなったときはSEC/DIVとTRIGGERボタンを同時に長押し(3秒以上)すれば基本設定に戻ることが出来る。
「TRIGGER」ボタンを押し「ADJ」ダイヤルでモードを切り替える。
モード | 機能 |
---|---|
AUTO | 入力した波形を流し続ける。 |
NORM | 「Normal」トリガーが働く 毎に波形を取得して表示する。 |
SING | 「Single」トリガーが最初に 働いた1回分の波形を取得して表示する。 |
トリガーのレベルの設定は「TORIGGER」ボタンを押して画面のトリガーモードの表示が四角囲まれたのを確認した後再度「TORIGGER」ボタンを押して選択を解除する。
この状態で「ADJ」ダイヤルを回すと画面右の△表示が上下して入力電圧のトリガーレベルを変更出来る。
この時ADJダイヤルを1回押すと速く移動出来る。
多くの機能を少ないスイッチとダイヤルで操作するため一度に書ききれないので追って更新していきます。
ATX電源の改造(その2) | |
ゼーベック効果の検証(その1) | |
ゼーベック効果の検証(その2) | |
うず電流の失敗 アルミ板は磁石に付かないが良伝導体 |
|
温度センサースイッチ 購入した中華製温度センサースイッチ (-50度~110度)の検証 |