ATX電源改造(その1)

おっさんHobby

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ATX電源改造(その1)

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 不用になったPCの電源改造

不用になったPCの電源を改造してDC12V、5V、3.3Vを利用できるようにしてみた。

利用したATX電源

後ろの赤表示をスライドして200Vに切替可能

MAID IN CHINAと書いてある。



 動作確認

長い間、物置の中に置いてあったので動くか確認をする。

PCの筐体の中はガラガラで沢山つながっているコネクタを抜き電源を取り付けているネジを外すと簡単に電源部分を取り外せる。

コネクタは沢山つながっているが一番大きな20ピンのコネクタで全ての電圧を確認できる。

緑色の線と黒色(GRD)の線をつなぐとSWが入る。

端子の結線表

1 橙色 +3.3v 11 橙色・茶色 +3.3v
2 橙色 +3.3v 12 青色 -12v
3 黒色 GND 13 黒色 GND
4 赤色 +5v 14 緑色 電源ON
5 黒色 GND 15 黒色 GND
6 赤色 +5v 16 黒色 GND
7 黒色 GND 17 黒色 GND
8 灰色 PowerGround 18 空き
9 紫色 +5vStundby 19 赤色 +5v
10 黄色 +12v 20 赤色 +5v




緑色と黒色をコネクタに線を差してショートさせる。
橙色、赤色、黄色、青色にも線を差し込んでテスターで電圧を計ってみた。

黄色の+12V端子の電圧が+11.86Vと低かったがこれは5Vに負荷をかけることにより調整できる仕組みになっているようなので後で調整する。





 清掃

動くことが確認できたので筐体を外してほこりを取り去りきれいにする。



冷却FANもすっきり。



 コードの切断

コードをすべて切断してコネクタを取り外す。

コネクタを切断した。


同じ色のコードが沢山あるのでプリント基板の裏を確認してみたがこの装置は同じところから取っており別系統のものは無かった。


基盤を確認





12V端子の確認

12V端子に自作冷蔵庫をつなぎ3.5Aほど流してみる。1時間ほどつないでおいたが異常は無いので使えそうだ。

自作冷蔵庫をつないでみた。



左は電源、右は冷蔵庫


3.53A流れています。

12V端子の電圧調整

5V端子とGND間に15Ωの抵抗をつなぐと黄色の12V端子は12V以上の電圧となるが4A程度流して負荷をかけると11V台に電圧が低下する。

10Ωの抵抗に変えると何とか12Vは維持するが抵抗がかなり発熱するのでこの調整は改造で予定している筐体外側につける端子につないで調整することにした。

その為にターミナル端子と極小電圧計、ロータリーSWを注文した。

10Ωのセメント抵抗を+5VとGND間につなぐ。



+12V端子の出力電圧が上がる。

部品が到着次第(その2)で報告します。

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