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潮干狩りはなぜ春に

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潮干狩りはなぜ春にさかん

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アサリは春と秋に産卵する

アサリは春と秋に産卵する為に身が丸くふとって潮干狩りのチャンスです。

春の干潮は昼、秋の干潮は夜は本当?

「春と秋の大潮は干満の差が一番大きい」

「秋は干潮が夜になるので潮干狩りには向いない。」

このような説を信じていましたが少し疑問に感じ気象庁の発表している天文潮位で調べてみました。

過去10年間の天文潮位を調べてみた結果そのような傾向は発見できませんでした。

日本各地点の天文潮位が載っていますが「東京」を例に調べた結果です。
気象庁潮位表データ

寒い冬が明け春になれば海辺が恋しくなります。

夏には海水浴場になる所も多く秋は土用波やクラゲで敬遠されます。また秋は台風が日本に近づく季節でもあります。

干潮満潮の時刻は観測点別に海上保安庁が発表しています。潮干狩りや磯遊びに行くときは事前に調べておくと便利です。

海上保安庁・潮汐予測

毒のニュースに注意

今年は近場の潮干狩り場は、自分で取った貝は待ちかえり禁止で代わりに別のアサリ一袋をお土産に配っています。

市場に流通している貝は漁協などが自主規制をして安全なものしか流通しませんが、自分で取った貝は貝毒がある場合があるのでニュースなどの情報を良くチェックすることが必要です。

原因は毒性プランクトン

原因は貝が毒性のプランクトンを摂取して毒をせっせと中腸線(黒いワタの部分)に貯め込む為です。

加熱で無毒化はできない

日本で良く発生するのは「麻痺性貝毒」と「下痢性貝毒」です。この毒は煮ても焼いても無毒化は出来ないので厄介です。

麻痺性貝毒は少し経つと口や顔がしびれ重症になれば全身麻痺になります。暮らしにくい時代になりましたと書こうと思いましたが75年も前に浜名湖のアサリ貝毒で100名以上亡くなった事があるそうです。

浜名湖のアサリ貝毒事件(Wikipedia)

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