「シンビジュームの花が咲きました 」
胡蝶蘭や高価なランを頂いた事が何回か有るが、翌年に咲いた事は無く、いつの間にか枯れていた。今咲いているものは3年前に近所のスーパーマーケットで目に留まり購入した物なので豪華な高級品ではない。

御多分にもれず花が終わった後に葉に黒い点々が出来てどんどん広がり始めた。調べると、どうも黒点病で、もうダメみたいな事が書いてあった。どうやら原因は水のやりすぎっだたようだ。

鉢からヒッコ抜くと「水ごけ」と根がボロボロになっていたのでホームセンターで「水ごけ」と「洋ランの土」を購入した。チップと軽石が入った「洋ランの土」の方が水はけが良さそうなのでこれを使うことにした。元の鉢に収まらないので2つにちぎって別々に植え込んだ。

黒点病の薬はベンレート水和剤(他には売って無かったので)を購入して霧吹きで毎日葉やバブルに吹きかけた。乾くと葉の表面が小麦粉をふりかけた様に白くなっていた



水やりは一週間に1度だけ行ったので、次の日には土は乾いていた。今でも水は1週間に1度、休みの日にやるだけだ。

次の年は葉が黄色くなり、枯れて散っていったが黒点が増えることは無かった。3年目にして根元に新しい芽が出来どんどん伸び、ついに綺麗な花が咲いた。豪華な品種ではないが来年も、再来年も咲いてほしいと眺めるおっさんだった。

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