平成29年7月6日の様子
ヘメロカリスは多年草なので冬でも植えっぱなしです。見難いですが下のヘメロカリスの写真には細い釣り糸が張ってありるのが分かりますか?
たぶん園内に我が物顔で住みつくカラスよけでしょうか。
新芽の出かかった「シャクヤク」などにも張ってありました。 |
(冬のミン・トイ)
「ヘメロカリス」は品種改良によって作られたそうですが、冬も特に対策をしていないようなので丈夫そうに見えます。
この一角だけでも多くの品種が植えられています。素人考えでは交配して新品種がいくらでも作れそうに思ってしまいます。実際は簡単にはいかないのでしょうね。
交配前の花の一つである「キスゲ」は日本原産ですので「ヘメロカリス」は帰国子女と言ったところでしょうか。
変わった名前ですがギリシャ語で「ヘメロ」はギリシャ神話で「闇の父」と「光の母」を持つ「1日の女神」を意味し、「カリス」はゼウスの娘たちで優雅で美しいを意味すると言われています。
1日だけ咲いて儚くしおれてしまうので1日だけの美しい花と呼ばれるそうです。
なぜ、ここでギリシャが出てくるのでしょうね。英語ではデイリリー(1日のユリ)とも呼ばれているそうです。
神戸新聞のデイリースポーツやデイリーヤマザキを思ってしまうのは「おっさん」だけですかね。
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これが最後の「ヘメロカリス」です。
一輪一倫じっくり見ると優雅な花です。暑い日は周りに影がないので、熱中症には注意が必要ですよ。
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